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歯ッピーになる歯のはなし・その135~知多ホームニュース平成30年5月中旬号掲載~

2018年5月19日

「予防矯正と子供」

こんにちは、だんだんと暑さも感じる日々となってきました。お元気にお過ごしですか。前回は、子供の成長発育において、前歯でしっかり咬むことが大切だとお話ししました。その続きをお話ししたいと思います。

最近の子供達は大抵の場合、アゴが小さい、出っ歯、口で息をしているなど、お口のまわりや、咬み合わせ、歯並びに問題が多いです。実に90%以上の子供にその兆候がみられます。その結果として9才以降に歯科矯正治療を受けている場合が多いです。しかし、このような、歯並びになってしまう原因の一つは0~6才時期における成長発育と大いに関係があるのです。すなわち、生活習慣です。前歯でしっかり咬む習慣を0~6才時期に行うことが推奨されます。歯並びの問題は、実はアゴの骨の成長の問題です。0~6才時期にどれだけ、しっかりとアゴの骨の土台部分が正しい方向に成長したかが重要です。よく遺伝の話を聞きます。親が出っ歯だったから、この子も出っ歯になってしまった、仕方ないと。

しかし、必ずしもそうではありません。現代の研究では、歯並びにおいて、遺伝の要素は30%以下であると多くの論文で発表される傾向にあります。遺伝だけで決まっているのではないので、むしろ最近では、0~6才時期の成長発育時期に注目が集まっているのです。

ドイツの教育学者フリードリヒ・フレーベルは「子供は5才までにその一生涯に学ぶすべてを学び終えるものである。」と言っています。

世界初の幼稚園を開設し、教育養成を行った方です。幼児期の教育、成長そういったものがいかに大切であるかは、なんとなくはみなさんご存知のはずです。

では実践していただきたい具体的なアドバイスを改めてします。前歯で咬むこと、特に前歯でかぶりつくことが大切です。咬むことによって顔の骨に力が伝わり、その刺激で成長するのです。

正しい姿勢で食事をしましょう。足は床についていますか。足が床につくことにより、全身の骨や筋肉に負荷がかかり、全身の成長に効果的です。食材は繊維質を多く摂ること。煮込み過ぎない、食材が柔らかすぎるとたくさん咬もうと思って食べなくなります。リズミカルに咬むこと、ダラダラ食べない。

以上を参考にしてみて下さい。

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