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デンタルケア

私はインプラント治療が好きです

2023年2月2日

こんにちは。私はインプラント治療が好きです。昔から好きです。
大学病院で働いていた頃から好きです。

あなたは、インプラントをする患者様のお口の中はどんな状態なのだろうと想像しますか?

インプラントをする患者様と言うのは歯がとても悪い人ばかりだと思うかもしれませんが、実は1本だけ歯がないと言うパターンの人も結構います。そのたった1本を補うために1本だけインプラントを入れて治療する、そのような場合もあるのです。約30%の人がそのような患者さんです。

一方で、2〜3本くらい歯がないといった状況で、そこにインプラントを入れて歯を作っていく場合の人が約60%います。

もうほとんど歯がないという人が残り約10%で、インプラントを10本以上入れて歯を20本ほど補っているような状況の人たちもいます。

今までいろんな患者様を見てきましたが、今回はもうほとんど歯がないという約10%の患者様のお話を、皆さんに共有させていただきます。

このような人の場合いつも特徴的なことがあります!

それは上顎の唇の筋肉がとても強いのです。普段の生活の中で、自分が歯がないことが目立たないように、何とか他人に気づかれないように喋っているため、うまく生活しているのです。
その結果、口の中が見えないように、上顎や唇をあまり動かさないようにして会話しているのです。そのため、できる限り口を閉じようと生活していると思われます。

このような状態ですと、一見して歯があるか無いかは分かりにくいです。特に今はまだマスクをしている人が多いでしょう。しかしもう間もなく通常的にマスクをするという習慣も終わりを告げます。他人とのコミュニケーション、普通の生活、例えば電車に乗ったり、海外ではほとんどマスクをしない生活がスタートしています。やがて日本もそうなることでしょう。

そのため、マスクで口元を隠して、口元を最小限に動かして会話をしたり、歯がないのをなんとかごまかしたりするというのは難しくなってきます。

さらに、年齢がまだ30代くらいであれば、口の周りの筋力があるのでなんとなくごまかすことができますが、40代50代と年齢を重ねると、口の周りの筋肉も少しは弱ってきます。そうすると「なんとなく口元の骨が痩せている」「もしかして歯がないの?」「もしかして入れ歯?」というような顔立ちになっていきます。

そのため、どんなに一生懸命口の周りの筋肉をしっかり引き締めて口の中が見えないように努力しても、やがて社会生活をしていくうえでどうしても困ってしまうことが起きやすいです。

私はこれまでに、20代30代でもうすでにほとんどの歯がないという患者様もたくさん見てきました。このような状態では社会生活、人とのコミュニケーションをとるという意味で、非常に苦労されるだろうなぁと思います。

ズバリ言うと、例えば会社でいろんな人と話したりする場面で、自分の気持ちを込めて人と話すことができなかったり、なんとなく口を閉じながらしゃべっていて暗い人だと思われてしまうこともあります。職業によっては直接人とコミニケーションをとらないような専門職もあるので大丈夫だと思っているかもしれませんが、果たしてそうでしょうか?

やはり異性にモテたいという気持ちもあるはずです。異性と仲良くなるにあたって、若い人の場合、歯がないというのは圧倒的にまずいと思います。
これは私の個人的な意見ではあると思うのですが、概ね合っていると思います。

皆さんはもしかしたら周りで「この人もしかしたら歯がないんじゃないか」「歯が悪いんじゃないか」という人を見ているかもしれないし、あるいは自分自身がそうなのかもしれません。

私は担当医としてそのような患者様をたくさん見てきたので、すごくその人の生きてきた背景を感じますが、直接その悩みの深い部分を話し合うわけではありません。それは、そこまで突っ込んだ話をしてしまえば人の気持ちが傷つくことも考えられるからです。

そのため余計なことは言わず、20代30代のような若い人が歯がない方が受診されたときには、「もしこのままインプラントの治療をせず歯を補わない場合、どのような顔立ちになっていき、見た目が悪くなっていくのか」というデメリットや、「骨や筋肉が衰えていき加齢が進んでいく」ということを伝えるでしょう。

それと同時に「もし今歯を新たに作ればかなり顔立ちが安定して、自然な会話や生活、趣味などを楽しむ新たな自分の人生が始まる」という未来を語ります。

例えばもしあなたに歯があれば、好きな人や仲の良い友達、家族で外食に行って楽しくお話ししたり、大きな声で口を開けて笑ってみたりできるんです。自信がみなぎる自分らしい自然な生き方を歩み始めると思います。
あるいは海に行ったりスキーに行ったりさまざまなスポーツを思いっきり、力を出して楽しんでみることもできます。もし歯がなければ、力を強く出すことに心配もあるかもしれません。しかし、歯があればかなり自信になるはずです。

どうして私がはっきり「自信になる」と言えるのか

それは今までたくさんの患者様を見てきたからです。歯がほとんどないような、一生懸命口元を開けないで医院に通っていた患者様が半年後、1年後にすべての歯がようやく揃い、一見して自然な口元のように、あるいはちょっときれいなセラミックが垣間見えるかのような口元に変わっています。
その頃には患者様の口元の表情が、少しずつ変わっているんです。

また、そのときには患者様はもうすでに、「これが自分の普通の顔だ」と思えるほど馴染んでいます。
以前自分がどんな口元で、どんな表情をしていたか、結構忘れている方もいらっしゃいます。この今のゴールがもともとあったかのような自然な立ち振る舞いです。私はふとそんな姿を見て喜びます。

ここまで来た患者様は多くの場合定期的なクリーニングに通っていただいています。クリーニングは歯科衛生士が担当しメンテナンスで掃除をしている場合が多いため、私が最初から最後までじっとその人を見ているわけではありませんが、患者様のご様子を確認に行きます。そしてふとした表情を斜めから垣間見るわけです。

これは一般の方が普通に生活しているときになんとなく見える「その人の雰囲気や表情」に近いものです。そんな時に「普通」に見えるととてもうれしいです。

また、担当している歯科衛生士もこれだけきれいに歯が揃っていると、「この患者様は以前は歯がなかった」と感じることもないと思います。

インプラントは人生を変える力があります。

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