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歯ッピーになる歯の話 その149~知多ホームニュース・令和1年7月中旬号掲載

2019年7月13日

「睡眠と咬み合わせ」

 

こんにちは、7月です。暑い日が続きますが、夜間はぐっすり眠れているでしょうか?

ヒトにとって夜ぐっすり眠ることはとても重要と言われています。不眠は万病の元です。

睡眠学会によれば、質のよい睡眠が摂れていないことにより、様々な病気を誘発すると警鐘を鳴らしています。

例えば高血圧、高脂血症、糖尿病、動脈硬化、夜間心臓突然死、脳卒中、脳梗塞など。

さて、さる平成15年2月26日、山陽新幹線の運転手が前日10時間の睡眠を摂ったにもかかわらず、時速270kmで8分間26km荷渡、居眠り運転をし、本来停車する駅を通過してしまった、この運転手が睡眠時無呼吸症候群という病気だと分かり、世間を驚かせたと思います。

この事件以降、産業事故、交通事故のリスクを増大させることを認識するようにもなったかと思います。

国内潜在患者200万人と言われています。

もしあなたが、睡眠時無呼吸症候群ではないだろうかと心配な場合、近くのクリニックで、簡易睡眠検査を受けることをお勧めします。

簡易検査で行うことは、1.日中の睡眠に関するアンケート、問診、2.簡易呼吸測定機による診断、具体的には、ポータブルの測定器を借りて自宅で寝ながら測ります。指の血液の状態をみたり、鼻、口まわりの呼吸の流れをみたりする装置です。

簡易装置の結果、軽度から中軽度であれば、歯科医師にてマウスピースを作ることになる場合が多いです。

もし、重症と判断された場合には、入院による精密検査を行います。精密検査の結果により、マウスピースを使うか、CPAPと呼ばれる酸素吸入器を使っての対応が行われます。

歯科医院で作る無呼吸用マウスピースの利点は、CPAP(酸素吸入装置)に比べ、簡便であることです。

旅行に行く際にもカバンに入れて楽に持ち運びが出来ます。

欠点としては、マウスピースを使っても、検査の値が改善されない人もいます。その場合は、マウスピースの調整することが必要になります。

マウスピースを使うことによって下アゴを前方に押さえ、気道をより通りやすくするのですが、人によっては前方で強く押さえ過ぎると痛いなど不具合の出る人もいます。

ではみなさん健康に留意してぐっすり眠りましょう。

 

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