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歯ッピーになる歯のはなし・その133~知多ホームニュース平成30年4月中旬号掲載~

2018年4月30日

「予防矯正と子供」

 

こんにちは、もうすぐゴールデンウイークですね。前回、現代の子供達の成長発育に関して問題点をお話しました。さらに話を進めていきたいと思います。

②0才~6才時期において、子供の成長発育においてどうして問題が起きているのか?

原因は一言でいうと「上顎の成長不足」です。

アドルフ・ポルトマン(スイスの生物学者)は「成長の方向性の原則」ということを述べています。それは、「人間は上から下に、中心から末端に成長していく、関節も上から下へ成長を見せる」すなわち、口や顎の成長発育が悪いと、全身の成長発育関節に影響を及ぼします。

 

現代の生活はとても強い力で咬むということはほとんど必要のない毎日です。咬まなくなったことで頭の骨に適正な力がかからなくなってしまったのです。呼吸や全身の成長発育に影響するようになってしまったのです。戦前は一日1420回咬んでいるというデーターがありますが、現代では半分以下の620回になってしまっていると。厚生労働省ホームページにも書いてありますが、よく咬まない原因、軟らかい食材ばかり食べさせたり、めん類のように咬まずに飲み込んでしまうものをよく食べさせたり、子供が咬むという経験機会が少なくなっている。その対応として、小学校の給食などにしっかり咬ないと飲み込めない食材を活用することが大切と述べています。

 

さて、されに歯科医学的にもっと大切なことをお伝えします。よく奥歯でしっかり咬む、ということは聞いたことがあるのではないかと思います。が、0才~6才の場合、実は特に前歯で咬むことが、大切なのです。前歯で咬むことがポイントです。「上顎の成長不足」ということを最初に述べたかと思います。実は上顎をしっかり成長させるには、まず、前歯でしっかり咬むことが結果的には奥歯もしっかり生えることになり、奥歯でもしっかり咬めるようになってきます。

ではまた来月続きをお話したいと思います

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