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歯ッピーになる歯のはなし・その137~知多ホームニュース平成30年7月中旬号掲載~

2018年7月21日

「予防矯正と食育」

 

みなさんこんにちは7月です。もうすぐ夏休みですね。学校が休みになり、子供達は普段以上に家庭や地域と関わる時間が増えるかと思います。子供達と一緒に食事する機会がどこも多くなるのではないでしょうか。

さて昨今では「一人鍋」なる言葉があるかと思います。「一人○○○」というスタイルは増えているように思います。例えば「一人カラオケ」「一人焼き肉」「一人ビアガーデン」など。孤食から個食の時代へと流れているとも言われています。さびしい、味気ないと感じる孤食から、一人で食べることが一般化した結果、個食が主流に躍り出ているのです。食事は一人に限る、自分流の食事が気楽、誰かと一緒の食事は疲れる、面倒くさい、といった感じのようです。ランチメイト症候群(ぼっち飯)という言葉もささやかれています。学校や職場で一緒に食事をする相手(ランチメイト)がいないことに一種の恐怖を覚え、誰にも見られないようにトイレの個室で食事をすることをいいます。学校や職場で一人で食事をすることはその人に友人がいないということだ。だから、一人で食事をすれば周囲は自分を魅力のない、価値のない人間と思うだろう。そんな考えから不安に陥り、誰にも見られない場所で食事を摂るようになるといいます。ランチメイト症候群は日本だけではなくアメリカなどの若者にも多く見られ、先進国と呼ばれる国々を中心に度々取り上げられている問題です。

孤食の広がりについては、文部科学省でも調査が行われています。小学4・5・6年生と中学生を対象に一緒に朝食を摂る人は?を調べています。親と一緒、子供だけ、自分ひとり、その他の中から選んでアンケートをしています。自分ひとりという子供はなんと20~40%くらいもいます。

大人である私たちは子供達が幸せになるためにいろいろなことをしています。その一つとして大切なこと、それは「かかわり」を育てる食育です。脚本家の山田太一氏によると「かかわり合いを食べるのが食卓」だと述べています。食卓を一緒に過ごすことによって「処理感覚、価値観、判断基準、センス、態度、家族の文化」が育つそうです。時間をその人のために使う、そして相手も使ってくれるという絆ができてくる、たくさんの時間を使うことでだんだん家族になっていくのです。

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