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歯の生えかわりのスピードは個人差が大きい。

2023年10月12日

人の歯の生えかわりは、人によってスピードに差があります、どれくらい生え変わったら矯正治療を始めた方が良いのか?という質問もよく受けます。

それは前歯がオトナの歯に数本出ていて、6歳臼歯と言われる奥歯が出ているような状態です。
この年齢は大体6歳前後の状態で小学校1年生位です。ちなみにどこが最初にオトナの歯になってでてくるのか、順番に関しても勘違いしている方が多いので、少しふれます。下の一番前の歯、もしくは奥の6歳臼歯です。これらはどこが先かはバラバラです。

話を戻して、人によってはもう5歳位に生え変わりが進み、そうなっている人(4本くらいオトナの歯がでている状態)もいますし、逆に8歳になってようやくこのような状態になっていると言う人もいます。

そうなると8歳9歳になってからでもスタート時期としては正しいのかと言うことになりますが、ここには重要なディスカッションポイントがあります。歯の生えかわりがいくら遅いといっても、その子は小学校3年生になっているわけです。そうすると自分の周りの社会環境が変わっているわけです。すなわち1年生の状況と3年生の状況ではだいぶ状況が変わり、様々な刺激、周りの人の行動、周りの同級生の考え方、行動に影響を受ける状況になっていますので、精神年齢がだいぶ上がっているわけです。そうなるとマイオブレース矯正治療を始める年齢としてはちょっと遅いと言うことになる可能性が高いです。精神年齢が上がると言うのはちょっとわかりにくい話ですが、この矯正治療法で教えている事はある意味特殊ですので、子供が疑問を持たずに、素直に大人の指導を聞けるような状態が確保できているか、と言うことなのです。そうすると、大人の言葉をよく理解でき、かつ受け入れやすい状態と言うことでない。また、骨の成長や顎の筋肉の変化、様々な体の特徴も加味して6歳からと言うことになっています

私はこのコラムにて何度となく、マイオブレース矯正治療がとても良い方法の1つであると言うことをお伝えしています。すなわち6歳から8歳位の約2年間で針金等複雑な装置を使わずに済む。1本1本の歯にインビザラインのような歯を直接力を加えてしまい、痛める可能性のあることを一切しない、かつ、筋肉や呼吸のバランスを良くしてより健康的になる方法である。この治療法が最も優れた方法であると言うことを伝えてきています。

特に腹式呼吸が自然とできるような体になっている事は、生涯にわたって、健康度が極めて高いので、ぜひともそうなって欲しいのです。また、顎の周りの筋肉、唇の周りの筋肉が良い状態になっていれば、生涯にわたって顎のズレも起こりにくく、口元も常にきれいな顔立ちをキープしやすいです。このような総合的な理由から一押しなのです。

ですが、時期が6歳から8歳がベストであるにもかかわらず、歯の生えかわりは6歳位でちょうどスタートと言うわけにもいかない子が中にはいると言うことをお伝えしたいのです。マイオブレースと言うシリコンでできた装具を使って筋肉や呼吸の練習をするのですが、この装具を入れる際に、永久歯が全く入っていない、となるとやや安定感が弱いのです。ですので、先ほど述べた8歳9歳位になって、ようやく大人の歯が4本ぐらい出てきたと言う人の場合スタートが遅いのです。ここが生えかわりのスピードに関して私が気にしている点です。

もし生え代わりが早く5歳からスタート。これはあまり問題がありません。早くやるだけのことです。ですがなかなか歯が生えかわらずスタートが遅くなってしまうと、十分な成果が出ないと言うことなのです。もちろん8歳になってからやったからダメと言う事は決してありません。ただ正確にお伝えすると6歳すなわち小学校1年生からスタートすれば1年生2年生の2年間で治療が終了するのが多いのです。後はアフターフォローです。が、これが2年生3年生スタートとだんだん遅くなると効率としては、80% 70%とだんだん成果が落ちていくことがあるからです。

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