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「子供の矯正と大人の矯正の違い」ハッピーになる歯の話・その195~知多ホームニュース令和5年6月号掲載

2023年6月14日

 

 

こんにちは、だんだん暑くなってきました。お元気にお過ごしでしょうか?

最近は、私は小学校等で検診を行ってきました。

様々な子供のお口の状態を見る機会があります。

今回は大人と子供の矯正の違いについて少しお話をしたいことがあります。

大人と子供では体が違うので、特に成長期なのか成長期が終わっているのかによってやり方も大きく違って来ることが考えられます。

あなたも想像すればわかることだと思いますが、大人の矯正と子供の矯正が全く同じ方法で行われることがないだろうとなんとなくわかりますよね。

例えば野球の練習をして上手になろうと思った場合、20歳の人がやるトレーニングメニューと6歳の子がやるトレーニングメニューって違いますよね。

どんなに素晴らしいトレーニングメニューだとしても小さな子供のまだ成長期にある体が完成していない状態で大人のトレーニングをすれば体に害を及ぼすかもしれませんよね。

矯正治療もそのような部分があります。

具体的には、大人の歯の場合は1本1本の歯を動かすことを中心に治療計画が立てられます。

すなわち顎など骨格を動かす事はあまりできないわけです。

一方で子供の場合、特に6歳から8歳位の成長期のピークにある子供の場合、骨がこれから大きく成長していこうとしている時期に、1本1本の歯を動かすと言う事は必ずしも良いことではありません。

むしろ歯の生えているその土台となっている骨の部分を良い形に整理、成長させていくことが大切となってきます。

1本1本の歯がうまくきれいに並ぶような土台の枠をしっかり成長させることが中心の治療計画となるわけです。

基礎づくりはしっかりとやるべきだと言うことです。しかし基礎作りを無視して1本1本の歯を動かそうとするとそれは必ずしも体にとっては良いことでは無いのです。

ちょっと難しくてわかりにくい話になっているかもしれませんが、先程の野球の練習メニューと同じような感覚で考えて欲しいのです。

子供の顎や顔面の基礎を小学校低学年では作るべきです。

そのような矯正治療をした方が良いです。それはもう少し具体的に言うと口の周りの筋肉を鍛える筋トレをやると言うことになります。

腹式呼吸などの口の周りや鼻をいかに正しく使っているかと言う基本的な体の正しい使い方のトレーニングです。このような体のバランス、特に口の周りの筋肉のバランスが良くなると土台の顎の形が良くなり結果的に歯はきれいに並びます。

逆に一本一本の歯を動かすような装置を歯の根の完成がまだ不十分な時にやってしまうとあまり良くない場合があるので気をつけなければなりません。

 

☆子供と大人の矯正の違いはこちらで詳しくご紹介しています→小島歯科室矯正サイト・矯正治療の種類

 

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