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「歯科の金属アレルギー」歯ッピーになる歯の話 その175~知多ホームニュース・令和3年9月中旬号掲載

2021年9月14日

 

皆さんこんにちは。9月です。

お元気にお過ごしでしょうか。

今回は金属アレルギーに関して話をしたいと思います。

歯の治療をする際、様々な金属の材料を使うことがあります。

特に被せ物の場合、奥歯などに金属をかぶせます。

近年では金属をかぶせると金属アレルギーになるのではないかと言うことが懸念されています。

実際問題、多くの金属は大丈夫な場合が多いですが、特に金やプラチナなどの貴金属を使っていればまず問題が起きる人はいません。

またチタンという骨の中に埋める時にネジとして使う金属もあります。

医療で古くから使われている金属でチタン金属ではまず問題が起きる事はありません。

歯科用のインプラントでもチタンの材料を使っています。

アレルギー対策として、最新の材料としてはセラミックを使う治療となります。

セラミックの問題点としては保険の材料ではないため費用がかかる点です。

一方金属の代替材料として保険で使われるプラスチックタイプの被せ物があります。

この被せ物はだいぶ研究が進み、以前よりは材料として進化してきています。

が、弱点も色々とあります。

その弱点としては水を吸うということが1つ挙げられます。

お口の中に水を吸うという事は色が変色していくと言うことです。

それと水分を吸うため菌の繁殖の場となり、歯周病や虫歯の再感染が起きることが考えられます。

そしてプラスチックであるために摩耗もしていくことです。

この問題点はやがて咬み合わせがだんだんとずれていく、低くなっていくということになってきます。

特に奥歯にこのプラスチックのものを使うのは、人によっては噛み合わせは不安定な状態を招き、全てをやり直さなければいけなくなることも考えられます。

現状、保険の材料を使う場合はプラスチックタイプよりも金属タイプの方がまだ耐久性が高いと考えられます。

ちなみにセラミックの場合、色合わせをすることが可能です。

セラミックを作る専門の歯科技工士が色合わせを行ったり、専用の色合わせのガイドを使ってお口の中の歯の色の写真を撮り最適な色形をそれぞれ個々の人に応じた設計をすることが可能であることが非常に有利な点です。(写真参照)

では皆さんお口の中は菌の少ない、安全安心な生活を送りましょう。

 

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