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Perfect white teeth smile of a young woman. The result of the teeth whitening procedure. The image symbolizes oral care dentistry, Closeup on a white background.

歯のホワイトニングと再着色について

2023年5月7日

歯のホワイトニングをした際、どれぐらい長持ちするのでしょうか?
歯のホワイトニングをして白くなったらいいけど、どれぐらい長持ちするのか?もし1日か2日で色が元に戻るとしたらそれはショックですよね。もし半年位してだんだん色が戻ってきたらそれもちょっと悲しいですよね。では2年位持てば良いでしょうか?もしくは6年ぐらい持てば嬉しいですか?

ホワイトニングの持ちは〇〇で変わる

歯のホワイトニングはどれぐらい長持ちするのか、それは実は、かなり個人差があります。その個人差の原因の1つはその人がどのような食習慣、食生活をしているかです。そしてもう一つはその人の歯の質の問題です。

食習慣

食習慣について、まずは述べたいと思います。もしあなたが歯のホワイトニングをした直後にカレーを食べたとしましょう。どうなるでしょうか?何となく想像がつきますよね。歯がなんかカレーっぽい色になった、ちょっと黄色いような茶色いような、そんなことが起きそうな気がしませんか。そうです。色の濃い食べ物を歯のホワイトニングをした直後に食べたり飲んだりすれば、色がついてしまう可能性があります。

これは歯のホワイトニングをする際に、いわば小さな穴から色を取り出して白くきれいにしているのですが、その穴の表面がお口の中のカルシウムなどで充分にフタされていない状態で、そこに何か色のついたものを入れてしまえばその小さな穴から色のイオンが中にどんどん入っていってしまうわけです。ですからとても危険なんです。

当院ではホワイトニング、特にオフィスホワイトニング、医院でレーザーを当てるホワイトニングのことです、これを行う場合には24時間は色の濃いものを食べないようにと言う注意事項の紙を配っています。そこには醤油のようなものを食べてはいけないなど、具体的に色の濃いもので注意してほしいものがたくさん書いてあります。

逆に安心なものは何かと言うと、例えば白いご飯や豆腐などまさに色がつきそうにもないものです。そんなことを聞くともしかしたらあなたは24時間もダイエットしなきゃいけないの?24時間も食べ物にそんなに気にしなきゃいけないのが心配だ!と思うかもしれません。そうなんです。けど歯を白くすると言う事はそういうことなんです。

全く努力しないで何かを得ると言う事は無いわけです。特に美容的な要素がこれは関わっているので24時間は絶対にその約束を守るべきです。そうしないとせっかく白くなったものが再着色をしてしまいます。また24時間以降もやはり再着色が起きています。

最近ではタバコを吸っている人がずいぶん減ったと思いますが、もしある方がホワイトニングをして最初は我慢していたけれどもしばらくしてからタバコを吸い始めたとします。そしたら3ヶ月後にどうなってるでしょうか?やはりだんだん色が茶色っぽくなったり黒っぽくなったりするのではないかと言う事は想像に難くないですよね。タバコではないにしても、例えば毎日必ず色の濃いものを朝昼晩とずっと食べ続けている、そんな習慣だとしたらどうでしょうか?やはりそれも色がつきやすいですね。

コーヒーを1日に6杯飲んでいる。それもやっぱり色が付きやすいのは皆さん想像できるかと思います。そうなんです。そのようにどうしても食習慣の中で再着色と言うのは避けて通ることができません。あなたがもしお水しか飲まない、白いご飯としらすしか食べないそんな生活をしていると言うのであれば再着色の心配はかなり少ないです。ですが現代生活を生きていく上で再着色を逃れる事はとても難しいです。

歯の質

次に歯の質によっても再着色が起きやすいと言う点に関して話をしたいと思います。これは前回にも話したことなのですが歯の質と言うのはかなり個人差があって、毎日コーヒー飲んでるよ、だけど全く色がつかないと言う人も実は少数ですがいます。

これはどうしてこのようなことが起きるかと言うとですね、質がとても硬くイオンを一切歯の中に取り込ないバリアの強い元々そういうような構造になっている方もいるからなんです。このような方は10人に1人もいないと思ってください。逆に歯の構造がどうしても色を吸着しやすいような生まれつき状態になっていれば、頑張って常に歯を磨いていてもやはり色はどんどん濃くなっていくわけです。個人差があるのでその点は十分に理解してほしいと思います。

再着色の対策

では最後に再着色に関しての対しての対策をお話ししたいと思います。

再着色はどうしても避けては通れませんがいかにこれを最小限で済ませるか、それにはいくつか方法がありますが、私がお勧めしているのは、半年に1回オフィスホワイトニングを継続していくことです。

オフィスホワイトニングは歯の着色物質をレーザーによって浮き立たせて取る方法ですが、この方法には副次効果として歯周病の菌を殺すと言う効果もあるので歯周病のメンテナンスと言う意味においても、大人の場合は特にやっておいた方が安心ですね。

実はあともう一つお勧めの方法があります。それはホームホワイトニングの併用です。ですがこれはその人の性格によってはあまりできないと言うこともあるかと思います。ホームホワイトニングと言うのは自分でおうちでジェルを歯につけて例えば2時間位ずっとそのまま過ごすと言うものです。医院で歯型をとり、自分の型枠の中に自分でジェルを入れます。そのジェルは過酸化水素などの成分が入っていて、これが弱い力で浅い着色しているのをもう一度分解すると言う効果があるわけです。これを週に2回ほどやり続けることです。

もしあなたが美容オタクであればこんな事は簡単にできるでしょう。ですがめんどくさがり屋の方にはそんなことをやってられないとなってしまうと思います。とても良い方法なのですがこれはその人の性格と相談となります。

東海市 歯医者 小島歯科室 ホワイトニング

歯のホワイトニングについて

2023年5月4日

今回は歯のホワイトニングについてお話をしたいと思います。

ホワイトニングの相談を受けました

先日初めて来られた患者様で歯のホワイトニングについての相談をされた方がいました。その方は年齢は50代の方で、歯の色が全体的に濃い色でした。このような方は実は50代以上で時折見受けます。このような、すなわち茶色ぽかったり黒っぽかったりグレーぽかったり、けどこれ決して虫歯で色が黒くなったり色がついてるわけでは無いのです。もう子供の頃からこのような歯の色が濃い状態になってしまっていたのです。そう、7歳8歳位に大人のはがどんどん生え変わって揃ってくるのですが、その時歯磨きを怠ったわけではなく、生え変わってくる歯の色が濃くてもう最初から色が茶色っぽいと言うことなのです。

そんなことあるの?と思うかもしれませんが、正確に言えばあったのです。これはテトラサイクリン歯といい、昭和の時代にある種の抗生物質の薬を飲んだ場合の後遺症として起きる症状なのです。テトラサイクリン系の抗生物質を飲んだ場合にこのようなことが起きたと言うことが過去にあったのです。もちろん現代ではもうこのような事はありません。このような影響が出る薬は処方される事はありません。このように色が濃くなっている場合ホワイトニングでどれぐらい白くなるのかと言う事なのですが、このことに関してさらに話を進めていきたいと思います。

ホワイトニングの魅力とは

そもそもホワイトニングの良さとは何かと言うと、歯を削らずして歯の色をより明るく白くしていこうと言うことなのです。もし歯を削ってもいいので白くしてくれと言えば、歯を削ってセラミックをかぶせると言う方法がとてもきれいになる方法です。ですが歯を削るのは嫌だと言う人ももちろん大勢いるわけです。そこでホワイトニングの登場です。ホワイトニングは歯の表面に特殊な薬液をつけて歯の中の汚れの着色物質を分解して歯の外に出そうと言う技術です。この方法は歯科医院で行うオフィスホワイトニング、自宅で行うホームホワイトニングと大きく分けて2つの方法があります。

歯科医院で行うホワイトニング

オフィスホワイトニングは歯の表面に濃度約30%の過酸化水素などをのジェルをつけてレーザーを当てて歯の汚れ物質を分解していく施術となります。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、自宅でやるものですが歯科医院で歯型をとってあなたの歯の枠をつくります。その歯の枠の中に先程の30%よりも薄い濃度の、約10%過酸化水素のジェルを自分で枠内に入れてそれをぱぱっとはめておうちの中で2時間なり8時間の間装着して自宅エステのようなものです。

これはどちらが良いかと言うと人それぞれでいろんな方法が考えられます。ですが1つの選択としては両方やるということが最も効果的ではあります。

テトラサイクリンなどの影響受けた色の濃い歯ならどうする?

先の話に戻りますがテトラサイクリンなどの影響受けたとても色の濃い歯の場合はこの両方をやることが良いと思われます。

ですが実はテトラサイクリン歯の患者さんを今までたくさん見てきましたが、この人たちがどれぐらい白くなるかと言うと、なかなか時間期間がかなりかかり大変です。必ずしも本人が安心するほど白くなるかというとそんなことも決してあるわけではないというのが正直なところです。それぐらい難しいです。

一般的にただ単に色がちょっと黄色いかな、色が暗いかなと言う人の場合は、根気よくやれば必ず驚くほど白くなります。ただし繰り返していますが必ず根気よくやるということが必須です。2、3回程度で色が白くなる人ももちろんいるのですが、根気よくやれば一般的な着色は必ず白くなります。これすごいことなんです。

例えば顔のエステをやって必ず赤ちゃんのような肌になるなんて事はあり得ませんよね。ですが歯の場合、その人のもともとの無垢の状態の白色に戻すことがほぼできると言うことなのです。ひたすら繰り返しホワイトニングを行っていれば本来子供の頃に生えたきれいな色の状態にほぼ戻るのです。ですから根気よくやってくださいと言うのです。

ですがテトラサイクリンが原因の場合はもうすでにスタートの時点で色が濃いので、この濃い色をなんとか取ってしまおうと言うのは結構難しいです。そして私が今まで見てきた患者さんの中で実際にホワイトニングをした人でまぁこれぐらいなら自分は十分納得できると言うふうに感じた方もいますし、がんばったけどやっぱりちょっとやっぱりもっと明るくきれいな色にしたいからセラミックで治療してほしいと治療の追加を申し出てきた方もいます。

治療と言うのは必ずしも全て自分の思った通りにはならないと言うことを最初からよく心得ておかなければなりません。またホワイトニングと言うのはその人の感じ方の問題もあるので、なかなか言葉でディスカッションしてもわかりにくい部分が多いと言うことになるのです。例えば、友達が3回やってとっても白くなったと言う人がいて一方で私も20回やったんだけどまだ今ぐらいしか白くなってないからもっとやったほうがいいのかなぁと言っている人がいたりするわけです。そうするとそういった友達の意見を聞いた方は、自分はやってみたら一体どうなるんだろう?と言うことですよね。そうなんです個人差がかなりあるのです。

それでもどうして人はホワイトニングをするのでしょうか?やはりそれは歯を削らなくて白くなる可能性があると言うことだからです。歯を削ってセラミックを入れて白くするのも良い方法ですし、一方でホワイトニングにチャレンジしてきれいになるか試してみるのも良い方法です。人それぞれ感じ方や好みが違うので自分なりに選択をしてみてください。

ホワイトニング体験会・開催のお知らせ

2021年3月5日

ホワイトニング体験会POP

 

歯のホワイトニングが気になっている方に朗報!
現在の歯の色の測定と、小島歯科室で行っているホームホワイトニングの体験版をお試しいただける「ホワイトニング体験会」を開催いたします。
ご参加いただいた方にプレゼントもあります。
お申し込みはお電話または受付スタッフにお申し付けください。
ふるってお申し込みください♪

お申し込みは こちら