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Surgery in a dental clinic. The dentist surgeon stitches the wound in the patient's mouth. stitch up the wound dentist High quality 4k footage

ブリッジが壊れる

2024年4月7日

こんにちは。先日見た患者様でブリッジが壊れてきた患者さんがいました。このブリッジは3本分のブリッジで真ん中には1本元々歯がない状態です。手前の方が割れてきました。そしてこのブリッジは約10年ほど前に作ったものでした。

どうしてこのようなことが起きるのでしょうか?この状況を見るに原因としては、噛み合わせが強いということとあと、もう一つは上の歯の噛み合わせ、歯の並びが良くなくて凸凹しているということです。凸凹している曲がった噛み合わせでずっと噛み続けるために、どうしても力のバランスが難しく、壊れてくると言うことです。

まず1つ目の噛み合わせが強いと言うことに関してお話をしたいと思います。一般的にどんな人でも、力持ちとか、私は力が弱いとか、筋肉の量は違いますね。顎にも当然筋肉があり、そこでものすごく力がかかるようなタイプの人と、あまり筋肉が弱く、力がぐっと出ない人など別れるわけです。筋肉が強い人だとものすごく強い力を普段からかけているわけです。そうすると人工物が壊れてくることが考えられます。顎の力が強い弱いに関して話を進めていくと、何も体が大きい男性の人だけが顎の筋肉の力が強いと言うわけでもありません。女性でも顎の筋肉だけは強いと言う人はいくらでもいます。

すなわち一見体が細そうで小さい人でも顎の筋肉だけはすごい強いと言う人もいるのです。で、このような方は大抵の場合、夜間寝ているときに強く噛み締めたり、歯ぎしりをしている傾向が強いです。毎日夜な夜な筋トレを行っていると言うことです。毎日やるわけですから筋肉は相当鍛えあげられます。もしかしてあなたは週三回ジムに行ったりして筋トレをしているかもしれません。しかし毎日1週間欠かさずすべての日バッチリ6時間もトレーニングをしている人というのはなかなかいないですよね。

ですが、顎の筋肉の場合は、毎日1週間1日も欠かさず何時間もトレーニングしている人が世の中にはいるわけです。そしてそれはそんなに珍しいことではないのです。そうするとすごい力がかかっていて、歯のかぶせ物、ブリッジが疲労して壊れてくることがあると言うことです。もしこのブリッジを壊さない、かぶせ物を壊さないためにどうしたらいいかと言うと、1つはマウスピースをはめて寝ることです。夜間就寝用のマウスピースというものがあります。薄い0.5ミリほどのプラスチックのマウスピースです。ボクシングのようなしっかりした厚みのあるものではありません。

ちなみに、ボクシングのマウスピースはスポーツ用であり、上顎の骨の骨折を防いだりすることが大きな目的ですので先に述べた夜寝るときのマウスピースとは全く別物です。

ではもう一つの噛み合わせの並びが悪く凸凹しているからと言う話をお伝えしたいと思います。残念ながら日本人は歯並び噛み合わせが悪い人が多いです。私はいつも思うのですが、この人矯正すれば、もっと良くなるのにちょっとでもいいから歯並びを良くしておけば、もっと長く歯が安定して長く持つのになと思うことがしばしばです。

しかしそのようなことをお伝えしても、やっぱり治したほうが良いですよねと言って積極的に改善を考える方もいれば、一方でもう歳だからとか、もう今更だからと。まぁ1つは費用がかかるということが気になるのではないかと思われます。確かに費用はある程度かかるのですが、自分の健康には投資をすべきだと思います。

結果的に自分が快適で健康で無駄に病気にならず、入院したりもせず、良い人生を送るのか、何度も歯が悪くなり、再治療を繰り返したり、様々な全身疾患の病気が進行していくのか。例えば糖尿病や心臓病などはお口と大きな関係があると言われていて、お口の状態が悪ければ、様々な全身疾患はどんどん進んでいきます。もう一度話を噛み合わせの凸凹に戻しますが、上下で歯は噛んでいるわけです。ブリッジが仮にきれいに作ってはめてあったとしても、相手の歯が凸凹していれば、そのずれたものときれいなブリッジが噛むわけで無理があるのです。いくら新しくきれいなブリッジを作っても相手が凸凹していれば良くないですよね。ですから噛み合わせを完璧にとは言いませんが、ある程度良くしていくことを考えた方が良いと思います。

先日ある患者さんが自分は歯並びが気になるけど、矯正治療をするほどでもないと思う。別に芸能人じゃないんだから、そこまで頑張らなくてもいいと思ったとおっしゃっていました。確かに見た目だけを徹底的にこだわるということは一般的には無いのかもしれません。

ただ、健康維持するためのレベルでの並び噛み合わせは治療しても良いのかなと常々思っていますし、また噛み合わせはある程度直すということは、結果的には見た目はある程度きれいにすると言う事と全く同じ意味となります。

Dentist putting crown onto abutment of dental implant between teeth in clinic, closeup

仮歯が取れてしまう

2024年4月4日

先日仮歯が取れたということで来院された方がいました。その方は下の前歯に4本分の仮歯を入れていて、それが取れてしまい不便で来院されました。

この仮歯と言うのは、実はこの方はインプラントをしていて仮歯が何もないと、なんとなく発音しにくい。なんとなくみっともない。なんとなく食事しにくいということでつけていたものです。そしてこのインプラントの場合には、インプラントの上に直接仮歯をつけるわけでもないのです。インプラントが安定するまでの間は、インプラントの上はあまり力をかけない設計にしておきます。そのため、仮歯は両隣の歯に引っかかるようにして作ってあります。小さな部分入れ歯がプラスチックだけでできていて、くっつけてあるような状態です。ですので、思いっきり噛んだりすると外れてくるような状態なのです。

ですが、それをとりあえず入れておけば、噛めないは噛めないですが日常生活ではとても助かるものです。このようにインプラントをした場合には、何らかの形で仮歯を入れたい場合、上記のようなに貼り付けるようなタイプで行う、もしくは部分入れ歯を作り隠すように、その隙間のところに歯を入れるようなものを活用していただくなどです。

結局この方の場合、噛み合わせを以前より若干緩め、多少当たったとしても噛んでしまったとしても、外れにくいような力のバランスとし、もう一度両隣りにくっつけて使っていただくこととしました。1ヵ月ほど使っていた仮歯でしたが、プラスチックであり、色が若干茶色っぽくなっていました。本人曰く、お茶をとてもよく飲むということで紅茶などですが、色がプラスチックに給水していました。表面をもう一度磨き少しだけ色が落ちましたが、十分に落ちるということはなかったです。あと1ヵ月ほどのことですので、このプラスチックの仮歯で、インプラントが安定するのを待つこととなりました。

仮歯はこのような場合以外にも1本だけの歯に入れたり、部分的な穴を一時的にプラスチックやセメントなどで埋めている場合などいろいろな場合があります。これらの仮のものは様々など状況の中で外れてきたりします。あるいは完全に壊れてしまうことがあります。特に強く噛んだり飴を噛んだり、そのような状況の中で力に耐えられず崩れていくわけです。

普通は仮歯は約1週間程度、次の完全な完成する歯を入れるまでの間のカバーであることが多いです。ですが、長期的に仮歯を使う場合もあるのです。今回の場合もそうです。約2ヶ月ほど仮歯を使うと言う状況であります。

Dentist with digital model of tooth implant in clinic

インプラント治療をする前の抜歯について

2024年3月17日

先日、右上の歯をある患者様は抜きました。右上の歯だけがだんだんぐらぐらしてきて悪く、いつかもうこの歯はダメになると思っていたそうです。

その患者さんは本人の話によると、今までこの歯を2回かぶせ直したことがあるそうです。そうして今まで何とか頑張ってきたのだが、もうかなりぐらぐらするのでもう限界だと思う。これを抜くことになったらどうしようということで抜く前、以前に既にどうすべきかと言う相談を受けていました。そして相談の中で今度これがダメになりそうになったらもうインプラントで行きたいと言うことに話としてはなっていました。

そうこうしているうちにこの本人の気になっている歯の上のかぶせ物だけがある日突然取れたのです。患者様から連絡があり、歯の根っこだけが残っているが、この根っこがどんどん腐って顎が悪くなっていくのではないか、心配だから1度見てほしいとありました。そして急患で来てもらい、お口の中を見ると、やはり上の歯はなく根だけが残っていました。そして治療計画としてはこの根を抜いて、そこに一旦仮歯を入れる。仮歯はその歯を抜いた当日入れる。そのすることによって、歯が全くないと言う期間をできる限り少なくすると言う方法です。

そして歯茎が治った頃インプラントをする。治る期間としては、おそらくおよそ2ヶ月ぐらい後になる。インプラントを入れた後、歯茎や骨に十分なじむ。さらに2ヶ月ほど待って後、上にかぶせものを入れると言う流れとなりました。

もちろんこれはあくまでおおよその流れであり、骨や歯茎の治り状態によっては、その期間はさらに長くなることも考えられます。

そして根を抜いたのですが、その時に抜歯した穴にコラーゲン用の特殊な薬を入れました。薬といってもゲルのようなものです。この薬をなぜ入れるか?それは、歯を抜いたままだと骨や歯茎は多少減っていき、そこのところが抜いたところがくぼんでしまうのです。この凹みを最低限に抑えるためです。理想はもともとあった骨や歯茎のボリュームと同じ位丸くふっくらと膨らんでいる状態になることです。

しかしそのような事はまぁまずあり得ません。20歳の人の歯を抜くのとは状況が違いますから。細胞の再生力などを考えると、どうしてもロスするわけです。そのロスをできる限り抑えるために抜いた直後に特殊なゲルを入れたり、もしくは場合によっては本人の血液を採取して、血中の白血球などの成長因子だけを取り集めた凝縮した自身の活性因子となる凝縮した血液を入れると言う方法もよく行っています。このような方法をPRFと呼んでいます。このPRFを用いた方法は、抜歯する時点でも既にこれをやるべきであると言う判断もありますし、先ほど書いたような薬のゲルを入れると言う方法もあります。インプラント治療する際には、事前に歯を抜いた後にインプラントをするということが決まっていれば計画を立てることが可能です。

ですので、もしインプラントにするかもと言う可能性がある場合には、早めに相談を受け、骨や歯茎が減らないような対策を考えることが得策です。

入れ歯が割れる

2024年3月7日

こんにちは、先日入れ歯の割れた患者様が来られました。そしてそれを修理することになりました。これに関して少しばかり話を共有したいと思います。

入れ歯はどうして割れるのでしょうか?様々な状況が考えられると思います。例えば、とても硬いものを噛んでしまったということもあるかもしれません。あるいは洗っている最中に落としてしまい、ヒビが入った、他にはちょっと机の上に置いていたんだが、知らない間に床に落ちてしまい、踏んづけてしまったなんてこともあるかもしれません。というか踏んでしまったと言うことを正直に言ってくる患者様は結構います。

ですが、知らない間にヒビが入って割れてしまったと言うことを言われる方も結構います。このような場合よく考えられるのは、実は、噛み合わせの力がだんだん入れ歯をどうしても壊す方向に働いていると言うことが考えられます。

1日3回食事をして何度も何度も噛んでいます。そしてそれ以外にも無意識のうちに噛みしめたり、様々な力がかかります。そのようなうちにどうしてもヒビが入ってきたりするのです。

そして入れ歯が割れた場合には、歯科医院においてその場ですぐ修理できる場合もありますが、そうでない場合もあります。歯科技工所に渡たし専用の機械で作業する必要が起きる場合もあります。そして修理では不可能で直せないことも考えられます

そもそも原因として考えなければいけないのは、噛み合わせがどうなっているか、安定感はどうかなどです。噛み合わせがだんだんと変化していくことが考えられますので、他の歯がどうなっているかや、残っている歯がどのような状態で噛んでいるかなどによって、力のバランスが悪ければ、どうしても入れ歯を壊すような方向に力がかかっている可能性がありますので、もう一度全体的な治療を考えて、噛み合わせを調整していったり一部かぶせ直したり、入れ歯を作り直したりする必要があるかもしれません。

また出来の良い入れ歯ほど割れると言う説もあります。それはどうしてかといいますと、しっかり噛めるからです。しっかり噛めるためにいつも入れていて、どんどんどんどんバリバリと噛んでいくために消耗も激しくどうしても壊れてしまう、このような患者さんもたくさん見てきました。

今回の患者さんの場合は下の歯がたくさん残っていて、上は大きな入れ歯となっていて、上下のバランスが違います。下は自分の歯ですからかなり力があるのです。一方上のほうは自分の歯は1本しか残っていない状況で、どうしてもプラスチック部分には無理な力がかかってしまい、使えば使うほどヒビが入ってきてしまうと言う状況でした。この場では一旦ヒビをプラスチックで埋めて、補強の金具を入れ、修理とし、新しい入れ歯を作ることとなりました。

新しい入れ歯には費用はかかるのですが、補強構造として大きな金属のプレートを入れて作ることとなりました。金属のプレートを入れるメリットとしては、今までのプラスチックより強度が強いこと。それによって割れにくくなること。また裏側の部分に金属を入れることによってプラスチック部分を薄くできる。そしてプラスチック部分が薄いためにお口の中に快適性を付与することができる。さらには金属のプレート部分が大きいために温度や味を感じやすくなるということが考えられます。

この金属のプレートを入れた入れ歯にしてからはびくともしないような状態となりました。以前ですと3ヶ月に1回くらい、ヒビが入ったような気がするということで、いつも気にしていましたが、それ以降はそのような心配もなくなり、ずいぶんと快適に過ごされているそうです。

義歯を初めて入れられる方へ

2024年3月3日

先日初めて入れ歯を入れると言う方がいました。この方は右下の奥歯3本が悪く、そこに歯を抜いてすぐに入れ歯を入れて欲しいということでした。すぐにというのは、歯を抜いてから歯茎が十分に治るのを待つのではなく、可及的早め、すぐにでも入れ歯を入れて、何も奥歯になしと言うのはちょっと噛めないかもしれないので心配だから、すぐにやってほしいと言う希望でした。

そして歯茎がある程度治ってきたら、実はこれは大体約2ヶ月と言う期間になりますが、その奥歯にインプラントの治療をしてほしいと言う希望でした。

そして、この患者さんの歯を抜き、その日のうちに、事前に用意していた特殊な入れ歯をはめ込みました。患者さんにはあなたは今まで1度も入れ歯を使ったことがないので、おそらくこの入れ歯に慣れるのにとても苦労しますよ。すぐに食事ができると言うようなこともおそらくないです。最初は練習だと思ってやってくださいと言うことをお伝えしました。

入れ歯をやったことがない人にとって、入れ歯と言うのはとてもハードルが高いものですこれを例えて言うと足を骨折して、松葉杖をつくことになった。松葉杖は足の代わりだから、その松葉杖を使えばスイスイと歩くことができるのではないか、さらにもともと足で走ることができたので、松葉杖でもうまく使えば松葉杖で走ることができるんじゃないだろうか?そんなことを思う人はいませんよね。

松葉杖を使うとうまく歩くことさえ難しいと多くの人が思うと思います。リハビリに時間がかかるように入れ歯を入れればそれに慣れるのに使いこなすのに時間はかかります。そして前歯があったときのように、充分に噛めるということはなかなか難しいです。

そして、この患者さんは2週間後に約束を取って多少使ってみてどうか、状況を確認すると言うことで来てもらうことになったのですが、1週間たたないうちに連絡が来て、どうしても痛いから見てほしいということでした。

それで患者さんに来てもらい使っている状況を見ると、やはり歯を抜いて直後に入れているために必ずしもいればぴったりとは入らなかったです。歯茎がだんだん治って変化していますので、ぴったりはまっているとこもあれば、逆に隙間だらけ。逆に歯茎が治ってきて当たり始めているところ、それぞれ場所によって差がありました。このような状況で入れ歯をはめ込んでいくために痛いところも出ていたわけです。そしてこの日は入れ歯が当たっているところを削りもう一度何とか入れても痛くないようなところまで調整をしました。

そうしてようやく2週間経った時にもともと来る予定だった日に来てもらい、お口中を見ると、歯茎が大体大まかには治ってきたので、入れ歯のあたりをもう一度確認し、隙間が多いところは材料を埋め、若干当たってくるであろうと思われるところはもう一度透かしました。こうしてまた1ヵ月ほど待って歯茎の治りを見て調整すると言うことになりました。

実際にどの程度入れ歯を使っているのかと言うことも気になり、聞いてみると、最初の1週間は必ず入れていたし、食事の時も頑張って入れていたと。しかしだんだん日が経つにつれて、食事の時にむしろこの入れ歯を入れない方が噛みやすい、歯が痛いわけでは無いのだが、気になって仕方がない。それで入れ歯を外したりして食事をしている時もある。ということでした。

しかし、全くなしと言う状況はもし何かあるといけないので、一応入れ歯を携帯していると言うことでした。

この患者さんのお話は実はよくあることです。入れ歯ははじめての人はなかなか慣れないです。そして慣れてきたとしても、奥は3本だけだと前の方からは見えないので外してたりするのです。そして食事の時だけ入れればいいんじゃないかと言う行動をとる方が多いです。

しかし入れ歯と言うものはたまにしか入れないで、うまく使いこなせるかと言うと、なかなかそういうわけにはいきません。これが入れ歯の悩ましいとこです。すなわち歯が全くない人であればもう入れるしかないので、24時間ほぼ入れてるわけです。そうすると慣れてその生活が成立するわけです。ところが奥歯だけないとか二本ぐらいないとか言う人はまぁいいかと言う行動をとってしまい、いつまでたってもなれない。どっちつかずのことが起きるわけです。

Tooth implantation mockup on a blue background.

インプラントの中ネジが折れた患者様

2024年2月29日

こんにちは。先日ある患者様が来院されたのですが、その方は以前にどこかの医院でやったインプラントの中ネジが折れていました。そしてこの折れたやつをなんとか外すことはできないか?と言うことを申し出られました。どうも以前そのインプラントをやってもらった医院に1度行って相談してみてもらったらしいのですが、これはもうどうすることもできない、このインプラントの周りを削って(骨を削って)インプラントを完全に外して再度インプラントをやり直すことになるかもしれない。ということだったそうです。

実はこの患者様は5年ほど前から当院に通っていらっしゃる方なのですが、当院でも2回ほど既にインプラントを入れています。それで当院の方でこの続きを何とかならないのかと言う相談でした。この相談を初めて受けた日、様々な器具を使って試みたのですが、折れているものを外すことはできなかったです。

インプラントの中ネジが折れるということは、すごく珍しいことではなく、10年経つと10%位には起きるかもしれません。文献的にはそれぐらいのパーセンチと書かれているようです。なぜ折れてしまうのか?それは噛み合わせのバランスが時間とともに変化して、どうしても無理な力が斜めからかかっていたりして、ネジにヒビが入り破折してしまう状況になってしまうのです。そしてこのもしヒビが入ったりして、折れた中ネジを外して、もう一度新しい中ネジを入れることができれば、インプラントをやり直さなくて済むと言う大きなメリットがあります。

これはちょっとわかりにくい話なのですが、何らかの事情でヒビが入ったり折れたりすれば、もう全てそのインプラントを完全に撤去して骨を削ったりするわけです。そして完全になるやり直しです。これはちょっと患者さんにしてみればイメージ的に怖いイメージや大変だなぁと思いますよね。また費用もかかります。ですが、すべてのインプラントが完全に削り外して除去しなければいけないほどヒビが入っているわけではないこともあるのです。それが先に述べた最終的な骨にくっついているインプラントの部分は壊れていないのだが、中間の中ネジ部分が壊れているということが起きている場合です。これがある意味インプラントでとても良い点でもあるわけです。一部の部品を交換すればまだ生き延びていくということですから。

今回もインプラント自体は悪くは無いのだが、上にかぶっている上部のセラミックが壊れていて、かつ中にヒビが入っていたと言う状況なのですですから、もともと昔から入っていたこのインプラントだけを利用して、残りの中ネジや上のセラミックの部分を作り直すことができれば良いわけです。

ところが残念ながら1回目見たときには外せなかったわけです。中ネジが折れた場合にそれを外す様々な特殊なキットがあり、色々と試みたのですが、どうしても外れませんでした。このようなキットは普段使う事はまずありません。というのも当院でもこのキットを使うのは1年に一回あるかないかなのです。普通このキット自体を医院に常に持っていると言うこともある意味珍しいことです。

当院の場合はかなりの数のインプラント治療をして、様々な人からインプラントの相談を受けます。相談と言うのは他院でやったインプラントや海外でインプラントをやったけどと言うような状況から始まる話なので、そのようなインプラントのネジが緩んでいるときに全てが対応できるわけではないですが、多少は役に立つことがあるので用意がしてあります。

現にこのキットで以前に約1年ほど前ですが、中ネジが折れているものを外そうと試みましたが、残念ながら取れませんでした。その代わり違う蓋を作り、何とかそのインプラントを活用することはできるようにはなりました。そのケースは力としては半分ぐらいしかかけられないような状態ですので、必ずしも直せたとは言いません。

このたびの患者さんが2度目に来院されたときに、私なりにもう一度色々と調べてみてこのケースの場合、どうしたらこの壊れた部分を外し、なおかつ新しくキャップを作り直すことができるのかを考えてました。結果、折れた部分は何とか外せました。しかし、新しい中ネジを入れるための溝部分がかなりガタガタになっていることと、どこのメーカーなのかがわからない特殊な構造のインプラントでしたので、オリジナルでキャップを作ることとなりました。

これは、純正品の中ネジを用意することができないということで、強度に若干問題があると言うことです。歯としては、噛むような状態までは持っていく事は可能でしたが、純正品では無いので今後いつかまた壊れるのではないかと言うことを患者さんにもお伝えしています。

骨は少なくても、インプラントはできるのか?

2024年2月15日

こんにちは。先日ある患者様から私はよその医院でインプラントができないと思う、と言われたけどもどうか?と言う相談を受けました。

その人の話では以前通っていた医院で、あなたは骨が少ない、糖尿病があるなどと言われたそうです。

これに関して、当院での状況、意見などをお伝えしていきたいと思います。

まず骨が少ないと言うことに関してですが、骨が少ない人はたくさんいます。むしろそのような患者様ばかりと考えた方が良いでしょう。骨が充分あるのに、歯がどんどん抜けていくということは、むしろ少ないわけで、歯周病が進んだり、歯ぎしり等で歯茎や、歯茎の下の骨がやられているような状態で、基礎部分となる土台の骨は悪条件になっている場合がほとんどです。

この患者様の場合、上顎左上の部分なのですが、奥歯の骨の厚みが多いところで6ミリ程度、薄いところで3ミリ程度の幅がレントゲンからおおよそ予測がつきました。このレントゲンを見るに骨が少ないので、インプラントはやめておいた方が良いでしょうと言われたのかもしれません。というのもインプラントの長さは大体8ミリから10ミリ位のものが多いのです。そうすると骨の厚みが10ミリを切っている場合には、インプラントはやめた方が良いと言う意見が出てくるかもしれません。

果たしてそうでしょうか?インプラントを治療計画として考える患者様、ある程度悪い状態の人は、実は骨が10ミリある人はほとんどいないと思ってもいいです。特に上顎の場合には4ミリから6ミリ位の骨の厚みの人がとても多いです。日本人の場合です。下顎の場合は10ミリ以上ある人はたくさんいます。

では骨の厚みが4ミリしかないのに、8ミリのインプラントがそこに入るのか?と言う単純な疑問が起きると思います。そうです、不思議ですよね。でもそこにインプラントはうまく入るのです。現状の歯科医療でインプラントを行う場合、骨の厚みが1ミリ2ミリのような状態でもインプラントをやっていることが上顎の場合は多々あります。それは少ない部分を増やしたり、あるいは残っている骨の一部を移動させたりとか様々な技術が進んでいるからです。上顎の場合、骨が少ない事はあまり気にすることではないです。もちろん、どうしても少なすぎて無理ということもごく一部の症例であります。

ただ下顎の場合、骨があまりにも少ない場合には、奥歯にはインプラントができない場合があります。奥歯の場合、少なくとも6ミリ以上骨があることが大切であると考えられます。どうして下顎の場合はそれだけの骨が必要なのか?それは下顎には太い神経や血管が入っているからです。その構造物とぶつかるような位置にはインプラントを入れることができないからです。ただ下顎でも前歯のあたりであればその神経の構造物は無いですので、骨の量に関わらず入れる事は大抵の場合可能です。ちなみに、下顎の前歯の場合は厚みが6ミリということはあまりなく10ミリ以上あることがほとんどです。

以上のことから骨が少ないからできるかできないかと言うのは単純な問題ではないです。むしろ骨が少ない人が圧倒的に多い中で、悪くなっているので、その状況の中でどこにインプラントを入れることができるのか、どこの骨の形を移動させたり、増やしたりしてうまくやるのかなど技術の問題となってきます。ここまでは骨が多いか少ないかと言う話をかけました。

それ以外にも骨の量と別に、骨の問題に関して言えば、骨の質に関しても問題があります。骨が強そうであれば大丈夫だ。骨が弱そうであればダメだと思うかもしれません。しかし、案外そうでもないことがまたこの話をややこしくしています。骨が硬すぎるとうまくいかない場合がありますし、もちろん、もちろん柔らかすぎてうまくいかないと言う場合もあるのです。ですので、骨粗しょう症だからできないとか、そういう単純の話でもないです。むしろ骨粗しょう症で薬を飲んでいるために、骨が硬い人もいると思います。

このようなことからCT等のレントゲンを撮ってよく調べてみて、判断することも起きてきます。一般的にはパノマラと呼ばれるどこの歯科医院にでも大抵あるレントゲンでおおよその事はわかります。

次に糖尿病などの全身疾患に関してのお話をしたいと思います。次回に続きます。

歯周病と、セラミックのかぶせ物の関係

2024年2月4日

こんにちは、今回はセラミックのかぶせ物の良さについて話をしたいと思います。特に歯周病との関係性に関して話をしていきたいです。
歯を治療する際には、かぶせ物に種類があるということは皆さんなんとなくわかるでしょうか?
例えば、金属の銀歯、セラミックの白い歯、プラスチックの歯など。かぶせて治療すると、それが見た目がどのように見えるかとか、自然ぽい歯に見えるとか、そういうことが気になったりする人も多いと思います。そういう意味ではセラミックが1番良いでしょう。また金額という意味からすると、セラミックではなく保険の歯を入れようと言う方もいるかと思います。金属でもゴールドなどを使えば噛み合わせがしっかりして良いのではないかと思っている方もいるかもしれません。
このようなセラミックの被せ物という話と、歯周病がどう関係するのか?と思われる方もいるかもしれません。かぶせ物というのは白いのか銀色なのか強度がどうなのかなどと多くの方は考えているのではないでしょうか?
ですが、実は歯周病ととても深い関係があります。かぶせ物をかぶせるということは、自分の歯にそれをくっつけてるわけで、そのくっつけているギリギリの境界のところがあるわけです。もともとの自分の歯の根があり、そこから先がセラミックなりのかぶせ物になってるわけです。このギリギリの境界線、これをずっとズームアップしていくと、とても重要な問題があるのです。この境界線には、ほんの少しだけ隙間、段差ができてしまうわけです。となると、隙間に汚れや菌が溜まって繁殖していくわけです。それが歯周病の温床になっていることがよくあるのです。皆さんは歯周病と聞くと、テレビのコマーシャルなどでいろいろなものを見ていると思うので、なんとなくイメージがつくと思うのですが、歯周ポケットと言われる歯茎の溝に細菌がくっついていると想像するのではないでしょうか。ですから、歯周ポケットをしっかり、歯茎のキワをしっかり掃除すれば良いと。
確かにそうなんですが、実際のところはそんな単純な話では無いのです。ほとんど多くの人は歯の治療を何回かしたことがあり、そしてかぶせものなんかがお口中にあちこちに入ってたりするわけです。このかぶせ物には必ず境界がありますので、そこの段差、隙間があれば歯周病菌が繁殖して歯周病を悪化させていくということなんです。

この段差、隙間なのですが、これはとても厄介な問題があります。そこには小さな隙間があり、その隙間はどんなに精度高く作ったとしても存在します。そしてそれが一般的には30ミクロン程度から200ミクロン程度ではないかと言われています。もしこの隙間が30ミクロン程度であれば実は歯周病にほぼ影響しないということがわかっています。その程度の隙間では歯周病菌がほとんど繁殖しないからです。

逆に200ミクロンの隙間があれば、もうこれは非常にやばいです。その隙間の中を完全に掃除することはとても困難で、歯ブラシで掃除してその200ミクロンの溝の奥をきれいにすると言うのはちょっと不可能なんです。また、様々な掃除機具や歯科衛生士による歯のクリーニングを行ったとしても、200ミクロンの隙間の中は完全にきれいにするのは非常に困難を極めます。ですから、最初から隙間を作らないことなんです。治療をする際に、最終的なかぶせ物をする場合には、隙間がないような治療方法を検討するべきなんです。

現状、隙間を少なくする材料の1つがセラミックです。他にもゴールドを使ったかぶせ物と言う選択もありますが、昨今では金属アレルギーなどの様々な問題があり、メタルフリーという言葉があり、金属は出来る限り使わないで歯のかぶせ物を作ろうと言う流れになっています。もちろん金属には金属の良さがあり、それをうまく利用できればそれを選択するのもありだと思います。ですが、セラミックが最も現状では精度が高い、摩耗しにくいなど、総合的な能力は1位であると考えられています。

セラミックで作ったかぶせ物は一般的には誤差は30ミクロン位の隙間で済みます。ですからとても安心安全です。実際、私が臨床で多くの患者さんを見ていて気づくことですが、右上の前歯にセラミックが入っていて、左上の前歯にプラスチックや金属の保険の歯が入っている場合、歯茎の溝の炎症具合が明らかに差があります。

特にこれがプラスチックの白いものとセラミックでは差が出ます。これは一般の方が見ても多分わかるレベルです。プラスチックは吸水しますので、だんだん色も変色していくし、なんとなく黄色っぽい色になっていて、ざらざら感も出てきます。そしてそこに200ミクロンもの隙間があるとなると、ここでどんどん細菌が住みついてしまうわけです。

一方、セラミックの場合は細菌がそこに住むということはとても難しいですので、いつまでもつるっとした状態、衛生的な状態が続きます。
このような意味で歯周病対策としては、かぶせものはセラミックが現状ベストであると考えます。

かぶせ物の精度と石工模型の精度

2024年2月1日

前回かぶせ物の精度に関して多少お話をしました。それに関してはまだまだお伝えしたいことがたくさんありますので、またそれに関してお話をしていきたいと思います。

かぶせ物を作るにはリコンなどの材料を使って歯型をとってやっていくと言うことをお伝えしました。現状ではこのシリコンを使った型取りが最も精度が高く作れるのではないかと思われます。セラミックなどの綺麗な歯を作ろうと思えば、当然精度も高い必要があり、シリコンで型を取るのが一般的であると考えられます。

ですが、実はシリコンで型を取る以外にもう一つ精度の高い方法があります。それは3D光学カメラを用いた方法です。型取りするのではなく、カメラで写真を撮っていくのです。この写真は特殊な写真で3Dカメラです。3Dカメラでどのように撮っているのか、実は動画のように撮っています。1秒間に60フレームとか。これをコンピューター上で合成して、形を再現していくわけです。

この3Dカメラの方法は将来的にはとても良い方法になります。ですが、今現状ではこの方では必ずしもうまくいかないことが多々あります。ですのでケースバイケースです。特にセラミックで歯を作る場合には必ずしもお勧めしません。これはかなり私の意見が入っています。

3Dカメラの精度、性能、システムはかなり進化してきています。毎年新しくいろいろなものが開発され、技術はどんどん変化しているので素晴らしいことなのですが、やはり従来の方法が確実であると私は考えて、ほとんどの場合はシリコンを使っています。ごく一部3Dカメラを用いてます。正確に伝えますと、セラミックを作る場合はインプラントのかぶせ物の場合は、3Dカメラでもうまくいく場合があります。

しかし、自分のもともとある歯に、セラミックをかぶせる場合は、歯型を取った方が正確であるというのが正直なところではないでしょうか。

シリコンで型を取った場合、そのシリコンの中に石膏を注いでいき固めるのです。石膏を用いて、歯の形の模型を作っているわけです。ということは、皆さん実はここでややこしいことが起きています。それは、シリコンがかなり精度が高くても、ではその石膏の模型の精度は一体どうなのかということです。

前回お伝えしたのは、シリコンでは約± 10ミクロンの誤差が起きるということを伝えました。実は石膏はそれよりも大きな誤差を生じます。となると石膏なんかで模型を作って本当に大丈夫?となりますよね。石膏は実は膨張します。若干大きくなると言うことなのです。ですが、この若干大きくなるということがとても重要で、若干膨張して大きくなっている歯を作るからハマるのです。

すなわち、もし石膏が全く膨張しないとなると、できてきたものは、ぴったりなものができてきて、ぴったりすぎて入らないということが起きるのです。えっ?と思う方もいるかもしれません。寸法の世界というのは、とても不思議なもので、まさに職人技です。完全にぴったりドンピシャリのものを作ってしまうと入らないのです。ほんの少しだけ大きめのものができて、その誤差が30ミクロン程度であればちょうど良い塩梅で入ります。なんとも変な話なんですが、その微妙な誤差、しかもそれが予定してこれぐらいの誤差ができてほしいと言う。ちょうど良い膨張を計算して実は作っていくのです。

今回は石膏の膨張と言う話しかしていませんが、それ以外にも様々な工程の中でいろいろ材料が使われていますので、他にも実は誤差と言うものはあるのです。それらを最初から最後まで総じてどのようなことが起きているのかということを十分に考えて、セラミックは作られていきます。

もちろん石膏にも様々な種類があります。どの石膏が本当にいいのかというのは歯科技工士とよく打ち合わせをして考えていかないとうまくいかないです。これらのようなことをこだわって、初めてセラミックの良い歯ができてくるのです。とてもめんどくさいことなのですが、手間ひまかけて初めて良いものができると言う基本的な話ともいえます。

インビザライン、マウスピース矯正と一般歯科治療

2024年1月28日

こんにちは、お元気にお過ごしでしょうか。私はよく医院において矯正治療の相談を受けることがあります。

特に成人の方ではマウスピース矯正、例えばインビザラインの事ですが、このマウスピース矯正を受けたいと患者さんから相談を受け、そのための診断や計測をしていることがよくあります。このような患者さんと矯正について針金でやる場合や、それ以外の装置でやる場合、も一応説明をしています。そして、歯周病の問題点や既に治療の行われているかぶせ物を治すべきなのかとか、虫歯の治療などについてもアドバイスを行っています。

すなわち矯正治療とは言いますが、全体的な噛み合わせやお口の健康状態を総合的に判断する必要があります。親知らずを抜くのか抜かないのか、親知らずを抜くのがどの程度のものなのかなども含め。

そして成人の人の場合、特にインビザラインなどのマウスピース矯正を希望する人の場合は、針金までをつけてまで大掛かりなことをやるのはちょっとなんだか大変そう、だから、自分はちょっと不安だけども、マウスピースで治るんだったらやりたいなどと言う方も約半数います。

そして他の医院でも相談を受けた、もしくは自分が以前言ってた医院では、矯正についてあまりコメントをもらえなかったので相談に来た、などと言う人もちらほらいます。そして、このような質問をたまに受けることがあります、それは、矯正治療は矯正の専門の医院でやったほうが良いのでしょうか?

これに関して私は明確に1つ言えることがあります。それはインビザラインのようなマウスピース矯正の場合は、歯科治療を普通に行う一般歯科で矯正も行えるような医院でやることです。どうしてでしょうか?これには重要な理由があります。

インビザライン矯正マウスピース矯正で歯を動かす場合には、歯と歯の間を0.3ミリとか、0.5ミリほど角を丸めると言う作業があるのです。必ずしもすべての歯にやるわけではないのですが、成人の場合は多くの場合10本位の歯にはこれを行うことが結構多いです。

そうすると歯を歯科専用のタービンと言われる切削器具で0.3ミリほど削ると言うことになりますので、これはかなり微妙な量を正確に作業しなければいけません、普段歯の治療を行い、常に麻酔注射や歯を削る道具を使っている先生がやるべきです。

一方で、針金等のワイヤー矯正しかやっていない、もしくはインビザラインしかやっていないと言う矯正専門の医院では、歯を削る機会は極めて少ないです。ですから、正確に歯を削るのはかなり困難なことであると想像しています。例えば例を挙げると耳鼻科に行って目の検査をしてくれと言ってるようなものです。

耳鼻科の先生もドクターですから、目のことが全くわからないわけではないですが、それを専門にやってるわけでもないのでそこまで求められても困ってしまうと思います。できなくは無いでしょうが、それを正確にやれと言われるとちょっと困るのではないでしょうか。

またインビザラインではアタッチメントと言うプラスチックのような引っかかりをつける作業があります。これも一般歯科でよく行われるプラスチックを詰める治療の応用です。一般歯科では毎日何回もこのプラスチックを詰める作業は行われています。ですので、やはりその処置に慣れた先生がやるのが良いと私は思っています。

以上のようなことから総合的に言えることとしては、インビザラインのようなマウスピース矯正を行う場合は、一般歯科に行き、矯正治療をも行っている医院に行くべきであると言うことです。

一般歯科とは皆さんが普通に虫歯治療や歯周病の治療で行く歯科医院のことです。ここでは大抵の器具や材料があり、オールラウンドに治療が行われています。ただそこでさらに矯正治療も行っているかどうかはそれぞれの医院によって違います。ここでポイントとなってくるのが矯正治療も普通に行っているかどうかということです。

すなわち一般歯科で矯正治療は行っているのだが、それは月に1回だけ専門の先生が来てやっているとかではダメです。一般しかも矯正治療も両方常に行われていると言うような状態を意味しています。

子供のマウスピース矯正の場合には少ないですが、大人のマウスピース矯正の場合にはマウスピースで歯を動かした後に、歯の治療が必要になる場合が多々あります。それはもともと歯がいくつか治療してあるからです。そのもともと治療してある歯の形を新しく動かした場所で、もう一度形を変える必要があったり、かぶせものが古くなってきていて、かぶせ直す必要が起きたりするわけです。その状況の判断は一連の流れで行うべきですので、やはり虫歯の治療もインビザラインマウスピース矯正治療も両方できる医院に行くべきだと思います。